泥濘のストリニバル

泥濘のストリニバル


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An extra dimension was discovered...

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――その街は存在していないはずだった...しかし存在していた。

そこかしこで蒸気機関が動き、建物と建物を無数の橋が結んでいる。


「うわぁ...すごい」 

-どこがどこに繋がってるか全然分からないね!-

「…まるで<迷宮>みたいだ」

-そうね。

 これは<因子探し>も大変そうだわ。-

「そうだな...でも今回はいるんだろ?

 ほら、例の」

-例の...あっ!あの子のことね?

 確かにあの子がいれば心強いわね!-

「それじゃあ改めて...」

 

『<観測者>くん、よろしくね』


Illustrator:23Studio with maruido